商品説明：
　根元から緩やかにカーブを描いてぷっくらと膨れ上がった愛嬌のある形状の水晶の内外に、微細な鋭錐石がたくさん散りばめられた山梨県乙女鉱山産の標本です。ルーペサイズですが鋭錐石のシャープな結晶形と突き刺す様な煌めきが各所に確認できる贅沢なポイントです。

各鉱物の特徴：
＜水晶(クォーツ/Quartz)＞
　肉眼で結晶の形状が確認できる石英のことを水晶といいます。実際には様々な種類や形状がありますが、透明度が高く六角柱状で三角形の錐面を持つのが一般的です。
＜鋭錐石 (アナテース・アナターゼ/Anatase)＞
　通常は大きくても１cm程度の鋭く尖った八面体結晶で、底面が発達して四角板状になることもあります。錐面には横向きの細かな条線が発達している他、金剛光沢または金属光沢で、黒色や緑色、灰色、褐色、青色等様々な色で片麻岩中の熱水脈やペグマタイト中に、石英や白雲母、電気石等と共に産出します。チタン石(Titanite)の分解物としても産し、板チタン石(Brookite)や金紅石(Rutile)とは同質異像の関係にあります。分布が広い割に産出量が少なく、スイスやノルウェイでは根強い人気を得ています。

パワーストーンとしての意味・効果：
＜水晶(クォーツ/Quartz)＞
　水晶はその高い波動で私達の心身をよりクリアーな状態に導いてくれます。ネガティブなエネルギーを浄化し振動数を上昇させるとともに、他の次元と繋がり易くさせる働きもあります。
＜鋭錐石 (アナテース・アナターゼ/Anatase)＞
　必ずしも痛みを伴うことなく、自分や環境を変化させることが可能だということを教えてくれる石です。変化による副作用を和らげ抵抗力を強めてくれる他、情報の収集や保持、吸収を助けて鋭い洞察力や発想力をも与えてくれるそうです。

▲▼　控え目ながらも緻密に整った条線と、優しい透明感のある輝きが味わい深い綺麗な水晶です。

▲▼　丸味を持って膨らんだ体型と、側面から逆向きに飛び出たポイントが何とも微笑ましいです。

▲　正面の錐面右下に少し大きめの鋭錐石が半身を埋める様にして鎮座しています。肉眼でも綺麗な三角形の結晶面が確認できます。

▲▼　こちら側にはマキビシの様にたくさんばら撒かれています。

▲▼　雲母やクラックで見えにくいですが、柱面内部や表面にも相当量の鋭錐石が散見されます。

▲▼　逆さのポイントの中にも鋭錐石が散らばっています。最近では乙女鉱山の鋭錐石共生水晶はなかなか出回らなくなりました。形状も秀逸で愛らしいポイントなので、これまで機会を逃してこられた方には是非お薦めしたいです。