Olmiite
Locality: N'Chwaning II Mine, Kuruman, Kalahari manganese fields,
Northern Cape Province, South Africa
Size: 41mm x 28mm x 27mm
Weight: 34g

南アフリカ産オルミアイト (Olmiite / South Africa)-photo0

商品説明
 丁度お尻のように真ん中で割れて二山になった、南アフリカ産のオルミアイトです。そうなると蛍光も意味ありげな演出みたいになってくる脱力系の標本です。

各鉱物の特徴
<オルミ石(オルミアイト/Olmiite) - CaMnSiO3(OH)2 / Orthorhombic - >
 南アフリカ共和国にあるKalahari manganese field でのみ産出される新種の珪酸塩鉱物です。熱水変質作用で生成され、オレンジからピンク、赤、茶色等の色味を帯びた束状結晶の球状集合体で多く産出されます。条痕は白く、短波紫外線で濃い赤色の蛍光性を示します。2006年にKalahari manganese field の N'Chwaning II Mineでマンガン含有量の多いポルダーバールタイト(Poldervaartite - Ca(Ca,Mn)(SiO3OH)(OH) / 同じく Kalahari manganese field のWessels Mineでのみ産出されていました。)が発見され、新種の鉱物として正式にオルミアイト(由来はイタリアの鉱物学者Filippo Olmi) の名称が与えられました。肉眼での識別はできませんが、マンガンの含有量の多いものがオルミアイトで、カルシウムの多いものがポルダーバールタイトです。N'Chwaning II Mine で産出された標本はほぼ全てがオルミアイトであることが判明し、逆に Wessels Mine のものはほぼ全てがポルダーバールタイトだそうです。また、結晶の色がガラス光沢のオレンジ〜赤色、クリーム色、茶色と大きくわけて3パターン見られるのは、酸化の度合いにより結晶の色調が変化するためと推測されています。

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▲▼ 2つの山が寄り添って真ん中に渓谷ができています。

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▲▼ 勝手な独断と妄想で脱力系とカテゴライズしてしまうのは標本に申し訳ないのですが、愛嬌のある特徴があると愛着も湧いて楽しめます。

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南アフリカ産オルミアイト (Olmiite / South Africa)

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1,700円(税込)

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