大分県尾平鉱山産 水晶、クーク石&透閃石 <まりも水晶> (Quartz, Cookeite & Tremolite / Japan)
JPY3,900(USD24.80)
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水晶、クーク石&透閃石 <まりも水晶>
(Quartz, Cookeite & Tremolite)
Locality: 大分県豊後大野市緒方町尾平鉱山
(Obira Mine, Ogata Town, Bungo-ohno City, Oita Prefecture, Japan)
Size: 79mm x 30mm x 26mm
Weight: 62g
商品説明:
おどろおどろしいまでに柱面から大量のまりもが飛び出した、いわゆるビンタ切れの大分県尾平鉱山産のまりも水晶です。内部でも灰色の竜巻のような透閃石がまりもを巻き上げていて、迫力のある荒々しい光景が広がっています。
各鉱物の特徴:
<水晶(クォーツ/Quartz) - SiO₂ / Trigonal - >
肉眼で結晶の形状が確認できる石英のことを水晶といいます。実際には様々な種類や形状がありますが、透明度が高く六角柱状で三角形の錐面を持つのが一般的です。
<クーク石(クーカイト/Cookeite) - (Al,Li)₃Al₂(Si,Al)₄O₁₀(OH)₈ / Monoclinic - >
クーク石(Cookeite)はリチウムを含んだ緑泥石(Chlorite)で、白色、淡桃色、淡緑色、褐色等の板状結晶の放射状や花弁状集合体、また球状にて、曹長石(Albite)やリチア電気石(Elbaite)、鱗雲母(Lepidolite)、リチア輝石(Spodumene)等と共に産出します。緑泥石は10数種ある緑泥石のグループの総称で、種によってマグネシウムや鉄、アルミニウムなどを主成分とします。鉄の含有率に比例して色調が濃くなり黒に近付きます。輝石や角閃石、黒雲母などが変質した石として、火成岩中や熱水鉱床の中にも広く見られます。独立した鉱物名ではありませんが、不特定な緑泥石グループの鉱物のことを単に緑泥石と呼ぶのが通例になっています。
<透閃石(透角閃石・トレモライト/Tremolite) - ☐{Ca₂}{Mg₅}(Si₈O₂₂)(OH)₂ / Monoclinic - >
緑閃石(アクチノライト/Actinolite)および鉄緑閃石(フェロアクチノライト/Ferroactinolite)と固溶体を形成し、鉄分の含有率が増えるにつれて黄緑から緑色の色調が濃くなり、緑閃石や鉄緑閃石へと繋がります。結晶は無色から灰色の短柱状、葉片状、針状、繊維状、塊状などで、接触変成岩や広域変成岩、超塩基性岩中に産出します。無色や純白の繊維状集合体はグラマタイト(Grammatite)、微量のマンガンに起因するピンクのものはヘキサゴナイト(Hexagonite)という宝石名も有しています。
▲▼ 柱面から魚卵のように大量のまりもが飛び出しています。ビンタ切れのトップも縦に細かく切り刻まれ、全体に凄まじい迫力と威圧感です。
▲▼ まりもごと激しく切り刻まれて、トップを失っています。内部にレインボーが浮かんでいますが、この景観だとまるで嵐に轟く稲妻のようです。
▲▼ 柱面の表面も浅く切り刻まれていて、酸化鉄の付着と共に、このポイントに一層の貫禄を与えています。表面を割って出てきたようなまりもが大変な迫力です。
▲▼ 灰色の透閃石による巨大な竜巻が無数のまりもを巻き上げているかのようです。
▲▼ まりも水晶は実に表情が豊かで、本当に様々な世界を楽しませてくれます。当標本は現在庫ラストのまりも水晶ですが、個人的には今までで一番好きかもしれません。激しさでは随一だと思います。
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